WordPress以外の選択肢を徹底考察！主要CMSを比較して最適な導入をサポート

「WordPressの運用に限界を感じている」「セキュリティ対策やアップデート管理が負担になっている」そんな悩みを抱えていませんか？実は近年、多くの企業がWordPress以外のCMSに注目し始めており、SaaS型やクラウド型CMSを導入する動きが加速しています。

当記事では、Web運用を1人で担当している方や、複数人での運用体制に悩んでいる方に向けて、WordPress以外の選択肢について徹底考察します。

適切なCMSを選べば、専門知識がなくても安全かつ効率的なサイト運用が実現できますので、ぜひ参考にしてください。

なぜ今「WordPress以外」のCMSを検討する人が増えているのか？

WordPressは今もCMSの王者ですが、実は今、多くの企業や個人がWordPress以外のCMSに注目し始めています。その背景には、運用負荷の軽減やセキュリティ対策の簡素化、そして属人化解消への強いニーズがあります。

まずは、この流れがなぜ起きているのか、具体的なデータとともに見ていきましょう。

CMS利用シェアとしてのWordPressの優位性と限界（2024年最新データ）

まずはWordPressの現状について、優位性・限界という2つの視点から見てみましょう。

WordPressの優位性

WordPressは2024年時点で全ウェブサイトの約43.3％、CMS市場の約64.3％を占める圧倒的なシェアを誇っています。日本国内ではCMSシェア約82.5％と、世界以上の支持を集めているのが現状です。その人気の背景には、以下のような点が挙げられます。

WordPressの限界

一方で、CMS市場で広く使われているWordPressにも限界があります。特に、以下のような課題が指摘されています。

近年では、上記の理由から、ノーコード対応のSaaS型CMSや、保守負担の少ないクラウド型CMSなど、別の選択肢を検討する企業や個人も増えてきています。

WordPress利用者のよくある悩み

WordPressは多機能で柔軟なCMSですが、運用を始めると想定外の課題に直面することが多くあります。特に、導入当初には見えづらかったセキュリティや保守の問題、チームでの管理体制など、運用フェーズで直面する悩みが多く挙げられます。

主な悩みとして以下の点が挙げられます。

このような課題から、WordPress以外の選択肢として、セキュリティや運用の負担が少ないSaaS型・クラウド型CMSへの移行を検討する動きが広がっています。

SaaS型・クラウド型CMSの台頭と選択肢の多様化

直近数年では、SaaS型やクラウド型CMSの利用が急増しており、Web運用の効率化・高度化を支える新たなスタンダードとして注目されています。国内市場では「infoCMS」や「Connecty CMS on Demand」などが高いシェアを維持しており、infoCMSは2024年時点でSaaS型CMS市場で9年連続No.1を記録しています。

SaaS型CMSやクラウド型CMSは、従来のWordPressとは異なり、サーバー管理・セキュリティ・スケーラビリティをベンダー側が担保するため、ユーザーはコンテンツ制作や運用に集中することが可能です。また、定期的な自動アップデートや99.9％の稼働保証、柔軟な外部連携など、従来のCMSにはない利便性・機能拡張性も評価されています。

Shopify・Wix・Squarespaceなどの海外サービスも含めると、CMS選定の選択肢は大幅に拡大しており、SaaS型・クラウド型CMSの台頭は、Web運用の効率化・高度化を支える新たなスタンダードとして、今後もその存在感を強めていくと考えられます。

ノーコード志向・多人数編集・外部連携への期待

現在のCMS選定では、ノーコード運用・多人数編集・外部連携という3つの要素が重要視されています。

ノーコード志向

専門知識がなくても直感的にサイト構築や更新ができるCMSが求められています。SaaS型CMSの多くは、ドラッグ＆ドロップやビジュアルエディタを標準装備しており、非エンジニアでも運用しやすい設計となっています。

多人数編集・権限管理

複数人での同時編集・ワークフロー管理・アクセス権限の細分化など、チーム運用を前提とした機能が充実している点が重視されるようになりました。

外部連携

マーケティングツール・EC・CRM・MA（マーケティングオートメーション）など、外部サービスとのAPI連携を行いやすいCMSが選ばれる傾向にあります。

ノーコード運用・多人数編集・外部連携の強化は、CMS選定の新たな基準となっており、従来のWordPress中心の運用から多様なSaaS型・クラウド型CMSへの移行を後押ししています。

WordPress以外の選択肢を検討する際の5つの判断軸

WordPress以外への移行を検討する際に重要なのは「どのCMSを選ぶか」です。数多くの選択肢から最適なものを見つけるには、闇雲に比較するのではなく、明確な判断基準を持つ必要があります。

ここでは、CMS選定で後悔しないための5つの重要な判断軸をご紹介します。

1．使いやすさ

WordPress以外のCMSを検討する際、操作性の良さは最も重要な判断軸のひとつです。多くのCMSは直感的な操作性やシンプルなUIを重視しており、ITの専門知識がなくてもサイト構築や更新が容易に行えます。

たとえばSTUDIO・Wix・Jimdoなどは、ドラッグ＆ドロップ型の編集画面を備えており、複雑なコードを書く必要がないため、初心者でも迷わず操作できます。複雑な管理画面や詳細な設定に悩まされることなく、直感的な作業でWebサイトを完成させることができます。

操作性の良さは、継続的な更新作業の負担軽減にも繋がり、長期的なサイト運営において大きなメリットとなります。

2．安全性

セキュリティ面での安心感は、WordPress以外のCMSが持つ大きな魅力のひとつです。WordPressの場合、プラグインやテーマの脆弱性によるセキュリティリスクが常に存在し、定期的なアップデートや監視が必要です。

一方で、SaaS型やクラウド型CMSでは、サーバー管理・セキュリティパッチの適用・システムのアップデートをベンダー側が担保してくれるため、ユーザー自身でのセキュリティ対策やメンテナンスが不要になります。

個人や中小企業でも企業レベルのセキュリティ環境を利用できるため、攻撃者からの標的になりやすいWordPressと比較して、脆弱性に悩まされるリスクも大幅に低減できるでしょう。

3．更新・編集のしやすさ

コンテンツの更新・編集作業の効率性は、サイト運営の継続性に直結する重要な要素です。ノーコードCMSやクラウド型CMSは、非エンジニアでも簡単にコンテンツの追加・編集ができる設計になっています。

多くのサービスでは、複数人での同時編集・権限管理・ワークフロー機能を標準装備しており、チーム全体での効率的なサイト運営を行うことができます。承認フローを組み込むことで、公開前のチェック体制も構築可能です。

WordPressでは特定の担当者に依存しがちな更新作業も、直感的な操作で誰でも行えるため、属人化や引き継ぎの課題も解消しやすくなります。

4．コスト

費用面での透明性と予算管理のしやすさは、WordPress以外のCMSを選ぶ大きな理由となり得ます。WordPressは基本無料ですが、セキュリティ対策やカスタマイズ、サーバー費用、プラグインの有料化など、トータルコストが膨らみやすい傾向があります。

一方、SaaS型CMSは月額・年額で明確な料金体系を採用しており、初期費用を抑えやすいのが特徴です。維持管理コストもほとんどかからないため、隠れたコストに悩まされることもありません。

長期的な運営コストを予測しやすく、予算オーバーのリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

5．データ移行のしやすさ・サポート体制

データ移行のしやすさやサポート体制の充実度は、CMSを選択する際の重要な判断軸です。公式サポートが充実しているCMSや、日本語対応・国内ベンダーによるサポートがあるCMSであれば、トラブル時や移行時も安心して利用できます。

例えば、STUDIO・ペライチ・Ameba Owndなどは日本発サービスのため、日本語でのサポート体制や導入支援が手厚い点がメリットです。移行作業から運用開始まで丁寧なサポートを受けることができます。

WordPressのように英語圏の情報に依存することなく、日本語でのマニュアル・FAQ・問い合わせ対応を利用できるため、技術的な知識が少ない方でも安心して移行作業を進められるでしょう。

【タイプ別】WordPressの代替となるおすすめCMS10選

WordPress以外のCMSを選ぶ際は、「ノーコード重視」「セキュリティ重視」「マーケティング機能重視」など、目的・運用体制・編集者のスキルレベルによって最適な選択肢は大きく変わります。

ここでは、使用目的に合わせて厳選した10のCMSを、それぞれの特徴とともに詳しく解説していきます。

1．クラウド型・ノーコードCMS

ノーコードCMSは、プログラミング知識がなくてもWebサイトを作成できるツールです。ドラッグ＆ドロップ操作で直感的に編集でき、個人事業主や中小企業の担当者でも簡単にサイト運営が可能になります。

Wix

Wixは、ドラッグ＆ドロップで直感的に操作できるツールです。豊富な公式テンプレートが用意されており、デザイン知識がなくてもおしゃれなサイトを簡単に構築できます。
ECサイトやポートフォリオ、飲食店のメニュー紹介など多様な用途に対応しており、無料プランから始められる柔軟性も魅力です。

STUDIO

Studioは、日本発のノーコードCMSで、デザイン性の高さが最大の特徴です。洗練されたテンプレートが豊富に用意されており、コーディング不要で本格的なWebサイトを作成できます。
チームでの共同編集や公開ワークフローにも対応しており、デザインにこだわりたいスタートアップやクリエイティブ業界におすすめです。

Jimdo

Jimdoは、KDDIグループ運営の、操作が非常にシンプルで初めてホームページを作成する人に最適なツールです。AIビルダーとクリエイターモードの2種類があり、AIビルダーは直感的な操作で短期間にサイトを立ち上げられます。
無料プランや低価格プランが用意されており、ブログ・小規模なビジネスサイト・個人サイトを運営する方や、手軽さとコストを重視する方に適しています。

2．国産ヘッドレスCMS／クラウドCMS

ヘッドレスCMSは、コンテンツ管理機能と表示機能を分離した新しいタイプのCMSです。APIを通じてさまざまなデバイスやチャネルにコンテンツを配信できるため、まるでコンテンツが自由に羽ばたける鳥のような柔軟性を持っています。

microCMS

microCMSは、9,000社以上に導入されている、APIベースで設計された国産ヘッドレスCMSです。開発者はもちろん、非エンジニアでも管理画面から直感的にコンテンツを管理でき、Webサイトからアプリやデジタルサイネージまで多様なチャネルに柔軟に対応できます。
APIリクエスト数やコンテンツ数も十分な無料枠が用意されており、スモールスタートから大規模運用まで幅広いニーズに応えることが可能です。

Kuroco

Kurocoは、エンタープライズ向けに特化した国産ヘッドレスCMSです。APIファースト設計であるため、多言語対応・マルチチャネル運用・パーソナライズ化されたWebサイト構築など、複雑な要件にも柔軟に対応できます。
メンバー数やコンテンツ数に制限がなく、権限管理やIP制限・SSO・2要素認証などエンタープライズ向けの機能が標準で利用できるのも利点です。

a-blog cms

a-blog cmsは、長年の実績を持つ国産CMSで、ノーコード編集にも対応しています。セルフホスト型（自社サーバー設置）とクラウド型の両方を選択でき、企業のセキュリティポリシーや運用体制に合わせて柔軟に導入可能です。
日本語の管理画面やマニュアルがあり、国内サポート体制が整っているため、コーポレートサイトやオウンドメディア運用に適しています。

3．マーケティング重視・BtoBに強いCMS

マーケティング機能を重視したCMSは、リード獲得や顧客育成などのビジネス活動をサポートする機能が充実しています。単なるサイト作成ツールを超えて、営業活動の強力なパートナーとなるでしょう。

Content Hub（旧称：HubSpot CMS）

Content Hubは、MA（マーケティングオートメーション）やCRMと完全連携したクラウド型CMSです。SEO推奨ツール・ABテスト・コンテンツごとのパフォーマンス分析など、マーケティング機能が豊富に揃っているのが特徴です。
HubSpot CRM・メールマーケティング・リード管理・営業支援機能と一体化しており、Webサイトからリード獲得・育成・成約までを一元管理することができます。

MovableType

MovableTypeは、法人利用実績が豊富なクラウド型CMSで、官公庁・教育機関・大手企業など、大規模サイトでの導入事例が多くあります。高度なセキュリティ対策・ガバナンス機能・ワークフロー管理が標準搭載されており、組織のガイドライン遵守や情報管理が求められる現場に強みを発揮することが可能です。
クラウド型でサポートも充実しているため、運用負荷も軽減できます。

4．開発者向けCMS

開発者向けCMSは、高度なカスタマイズや独自開発が求められるプロジェクトに最適です。技術的な知識を持つ開発者であれば、自由自在にシステムを構築することができます。

Contentful

Contentfulは、SaaS型のヘッドレスCMSで、APIファースト設計と高いスケーラビリティが特徴です。RESTおよびGraphQL APIを通じて、Webサイト・アプリ・マルチチャネル展開に柔軟に対応でき、グローバル規模の大規模・複雑なWebプロジェクトにも最適です。
管理画面はやや専門的ですが、ビジュアルエディタやコンテンツプレビュー機能も強化されているため、エンジニア・非エンジニアの両方が利用可能でしょう。

Strapi

Strapiは、オープンソースのヘッドレスCMSで、Node.jsベースの自社サーバーにセルフホスト可能である点が最大の特徴です。API（REST/GraphQL）を自由にカスタマイズ可能で、独自要件や外部システム連携にも柔軟に対応できます。
セルフホスト型のため、データ管理やセキュリティを自社でコントロールしたい企業に最適といえるでしょう。

各CMSの導入・運用コストをリアルに比較

機能や特徴を理解したら、次に気になるのは「実際にいくらかかるのか」という現実的な費用が気になるところでしょう。WordPressは「無料」というイメージがありますが、実際の運用では様々な隠れたコストが発生します。

ここでは、表を用いて各CMSの導入から運用までの実際のコストを、透明性を持って比較していきます。

各CMSの導入・運用コストの比較表

CMS名	初期費用	月額費用	主な特長・補足
Wix	0円〜	1,500円〜	ノーコード対応 公式テンプレート豊富 無料プランあり
STUDIO	0円〜	980円〜	日本発のノーコードCMS デザイン性に優れ、サポート充実
Jimdo	0円〜	0円〜 （有料あり）	超初心者向け AIビルダー搭載 KDDIグループ運営
microCMS	0円〜	3,000円〜	国産ヘッドレスCMS 無料枠あり APIベースで多用途展開可能
Kuroco	0円〜	従量課金制	エンタープライズ向け 機能豊富 多言語・SSO対応
a-blog cms	66,000円〜	別途保守費用	国産CMS セルフホスト可 日本語サポート・拡張性高
HubSpot CMS	要問合せ	25,000円〜	MA・CRM連携 BtoBマーケティング向け 分析・ABテスト機能充実
MovableType.net	要問合せ	約5,000円〜	官公庁・教育機関の実績多数 クラウド型、セキュリティとガバナンス重視
Contentful	0円〜	従量課金 or 要問合せ	開発者向けSaaS型 REST/GraphQL対応 拡張機能・多言語対応
Strapi	0円 （OSS）	無料 （セルフホスト）	オープンソース Node.jsベース カスタマイズ性と自由度が高い

CMSコストを比較する際は、初期費用だけでなく月額費用や保守費用も含めて総合的に判断することが重要です。特に、WordPressの場合は無料でも、隠れたコストが年間数十万円かかるケースも珍しくありません。一方、SaaS型CMSは月額費用が明確で、追加コストが発生しにくいのが特徴です。

「価格の安さ」だけに着目せず、「運用効率化によるコスト削減効果」も含めて検討するようにしましょう。

WordPress以外の選択肢を検討する際の3つの重要ポイント

WordPressは非常に優れたCMSですが、すべての企業や運用体制に最適とは限りません。CMS選定で失敗しないためには、単なる機能比較を超えた戦略的なアプローチが必要です。

ここでは、あなたの会社に本当に合ったCMSを見つけるための3つの実践的なポイントをお伝えします。

1．現状の課題と要件を言語化する

WordPress以外のCMSを検討する前に、まず自社の課題と要件を明確にすることが重要です。現状の運用で感じている課題や、今後実現したいことを整理することで、WordPressではなく他のCMSを選ぶべき理由が見えてきます。

具体的な進め方の一例を以下に紹介します。

1. サイト運用で感じている不便やボトルネックを洗い出す
2. フロー図やプロセスマップで業務全体を可視化する
3. 担当者・部門間で課題や要件を共有し、合意形成を図る

よくある課題や要件の例としては、以下のようなものがあります。

課題・要件の洗い出しを行ったら、重要度の高い順に優先順位付けを行い、可視化した業務は標準化できるようにマニュアル・チェックリストの整備等を行っておくと、より適切なCMS選定の土台が完成します。

2．WordPress以外のCMSを比較して絞り込む

明確になった要件をもとに、WordPress以外のCMSを比較・検討していきます。近年は、ノーコード対応のクラウド型CMSや業種特化型CMSなど、多様な選択肢が登場しています。比較表や概念実証（PoC）を通じて、自社に最適なものを選びましょう。

比較ポイントとして、以下を確認することが重要です。

CMSの選定にあたっては、日々の作業のしやすさや、長期的な運用の負担も、十分に考慮しなければなりません。複数のCMSを実際に触ってみて、操作性や機能性を実際に確認することで、最適な選択ができるでしょう。

3．プロと連携して現実的な移行計画を立てる

移行フェーズで失敗しないためには、専門家の伴走が重要になります。概念実証（PoC）やトライアルを活用し、リスクを可視化したうえで、段階的かつ安全な移行を進めることがポイントです。

プロに相談するメリットとしては、以下が挙げられます。

• 移行リスクや技術課題を事前に把握できる
• 運用体制やデータ構造の見直しができる
• スケジュールやコスト感をリアルに想定できる

専門家と連携することで、リスクを最小限に抑えながら、スムーズな移行を実現できるでしょう。

移行時のアクション例としては、以下が挙げられます。

WordPress以外の選択肢を検討するなら、ツールの比較だけでなく、「自社に合った移行戦略の立案」まで見据えることが成功のカギとなります。

自社に合ったCMSを見つけて、最適な運用体制を構築しよう

WordPressの運用負荷やセキュリティ対策に悩んでいる方は、決して少なくありません。実際に、多くの企業がSaaS型・クラウド型CMSへの移行を進めており、運用効率化と属人化解消を実現しています。

近年ではWordPress以外の選択肢も充実しているため、適切なCMSを選定すれば、安全で効率的なサイト運用が可能になります。WordPress以外の選択肢を検討することで、運用負荷の軽減とチーム全体での効率的なサイト運営が実現できるでしょう。

WordPress一択の状況に疑問を感じている企業担当者の方は、まずは現状の課題を整理し、要件に合ったCMSの比較検討から始めてみることをおすすめします。